国家試験の合格発表が3月の後半にあるね
そうなんです。もうドキドキで……
合格して入職になるし
合格発表から1週間くらいでもう看護師デビューだね
不安そうだけど(笑)
何を準備すればいいか分からなくて……
看護師になると忙しくなるから便利道具は今のうちにそろえておいてもいいと思うよ!
便利道具って何ですか!?
ぼくが個人的に持っててよかったものを紹介するね!
あくまで個人的に感じたことなので、参考程度にしていただけるとよいかと思います
それではご紹介します
はさみ
何かとはさみは頻繁に使います。
例えば...
- 薬の袋を開ける
- 書類の入った封筒を開ける
- 持ち手の真ん中で薬を砕く
- 固定用のテープを切る など
また、写真のようにクルクルのコードがついているものがおすすめです
コード部にテープなどを通すと便利です
写真のものは、先がとがっていなくカバーもあるため自身や、患者を傷つける危険も少なくなると思います
ペンライト
主に瞳孔を観察する際に使います。
私は、瞳孔スケールの見本がプリントされているものを買いました
どうしても必要というわけではないですが、少し便利に感じました
その他にも、夜勤中の巡回の際に患者の様子を見るために使っていました。
程よい明るさで患者も起こさずに重宝していました。
ナースウォッチ
看護師は業務に追われ、分単位でスケジュールを管理しています
抜けなく業務をこなすために時計は必ず持っておきましょう
用途は主に……
- 時間指定の点滴の交換
- 検査誘導の時間
- 点滴の滴下数を見る
身体介助するうえで腕時計などのアクセサリーは、患者を傷つけてしまう恐れがあるため基本的に装着できません。
また、私がいた病院は病室に時計がありませんでした
予想外のことに対応するためにもこのようなアイテムは必要ですね
計算機
主に点滴の計算をするために使います
ベテランナースは暗算で滴下調節をしていましたが、新人の頃は計算機がないと滴下計算だけで何分も時間をロスしてしまいます
100均のもので十分事足りると思います
テープカッター
私の勤めていた病院では、先輩から写真のようなテープカッターの購入を進められました。
抜針後の止血などに優肌絆という肌に優しいテープを使用していたため、それをテープカッターに入れて使用していました。
印鑑
印鑑は様々な場面で使います
- 点滴などのダブルチェックをしたときに印鑑を押す
- 有給申請など書類に押す
看護師は、投薬や処置など間違いが許されない行為が多くあります。そのため、チェック事項が必然的に多くなります。
その際に印鑑を使うことが多くなります
小さなケース
看護の業務ではテープ類など薄く細かいものを使います
ポケットにいれるとかさばったり、ほこりでよごれてしまいます
それらをまとめるために使用していました
中身は主に……
- バルーンを固定するテープ
- 経鼻経管を固定するテープ
- 心電図モニターの電極シール
テープ類は汗をかいたり清拭を行うと患者の肌からすぐにはがれてしまうため、頻繁に交換する必要があります。
そのため、ポケットに大量に忍ばせていました
3~4色ペン
黒のボールペンは書類を書くときに必要になります
赤や青、緑は項目ごとに色を変えてパッとメモを読み取れるように利用していきます
フリクションは正式な書類には使えないため、消えないボールペンの方がよいと思います
☆ポイント☆
ペン類は必ずと言ってよいほど紛失するため、所属部署と名前を書いておくことをおすすめします
(患者の布団の中から出てくることも...)
△注意点△
ペン類を胸ポケットにさしておくと、移乗介助の際に患者の顔を傷つけてしまう恐れがあります
低い位置のポケットにしまうようにしておく方がよいかと思います
マーカー
私の看護師時代は出勤するとまずその日に受け持つ患者のスケジュール表を印刷し、それを見ながら1日の業務を行っていました(受け持ち患者は日によって変わります)
そのスケジュールの中で優先したい事項や絶対に忘れられない事項にマーカー引いたりします
私は重要な検査をすっとばしてしまい、インシデントレポートを書きました...
メモ帳
新人にはかかせないですね
看護師ではなくても新しく職を始め、業務を覚えるときには必要になります
個人的にはメモ用紙がファイルのように取り外しできるものが使いやすいと感じました。
私が書いていた内容は……
- 教わった業務の内容
- 初めて知った略語の意味(CHF、AFなど)
- 取り扱った薬の薬効
- 帰って勉強する内容
書くことで満足してしまいがちですが、しっかりと見返してアウトプットできるようになることが重要だと感じました
△注意点△
調べ物をするためにメモしたものを家に持ち帰る際、個人情報がないことを注意してください!
単語だけ書いて持ち帰るうようにしましょう!
メジャー
経鼻経管やCV、PTGBDなど身体に挿入されているチューブ類はしっかりと固定されているかを、勤務が変わるごとにダブルチェックしていました
適切な位置に固定されておらず抜けていたら再挿入になってしまう事もおりますので、管理が重要になります
患者の体を聞傷つけないように、100均で買えるやわらかいものをお勧めします。
聴診器
学生時代に使用していたもので十分です
看護師になるとともに新しいものを購入する方もいるとのことでしたが、個人的にその必要はないと感じます
先輩方も同意見の方が多くいました
買うよりも、副雑音や腸蠕動の音をYouTubeなどで身に着ける方が重要だと思います
まとめ
これらは個人的にあると便利だと感じたものです
要らないもの・もっと必要なものがあるとは思いますが、新人看護師はそこまで物品にこだわらなくてもよいのではないかと思います
ただ、便利道具を使用することにより業務の効率化を図ると、精神的に少し楽になる部分もあるかなと感じます
先輩に聞いたり、同期と情報を共有することが大切です
入職当初はシャドーイングが続くため、ゆっくりと準備すれば大丈夫だと思います
頑張りましょう!
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